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CREATIVE EXPO TAIWAN 2016 日本館

「CREATIVE EXPO TAIWAN 2016」日本館ブースのアートディレクション、グラフィック制作を担当しました。 他の参加国は台湾を筆頭にイギリスとデンマークです。主宰である台湾からの総合テーマはアジアという東から起きる風「東風」。台湾には起源としてのお茶文化、日本には独自に発展した食文化、イギリスにはアフタヌーンティ、デンマークには家具としての椅子という個別のテーマが与えられました。さらに日本館ではキュレーター桐山さんにより「一汁三菜」「弁当」「祝膳」「個食」という四つの独自カテゴリーが設けられました。それを受けて総合テーマである「東風」を「色彩のゆらぎ」と「布の帯」を用いて会場を構成しました。フォーマルな形式を持つ家紋シンボルマークの入った色彩の帯が会場で大きくゆらいで風を起こすように。

各4カテゴリーにはそれぞれ「食材のもっている色調」を。例えば茄子やホウレンソウの美しいグラデーション。ごはんや味噌汁にもお正月の艶やかな食材達にも、びっくりするほど鮮やかな色彩があふれています。水彩で描いた食材を大胆に5mに引き伸して特殊な捺染で制作した大きなバナーが出来上がりました。会場である天井の高い昔のレンガ倉庫ではいつも風が通り抜けていて、大バナーをゆらしてくれていました。

オープニング当日に取材を受けたとき、真っ先に聞かれたのが4つの家紋のようなシンボルマークについてでした。私たちが主役と感じていた鮮やかな色調はこっちでは当たり前。街のあちこちに溢れているため、馴染み過ぎていました。それよりもこの黒々としたシンボルに興味津々で、Tシャツにしたらとてもいい!と言ってくださったことが印象的でした。

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Art Director:アトリエタイク

Curator:桐山登士樹 (TRUNK)

Associated Curator:西中川京 (TRUNK)

Venue Design:有原寿典