「デザイン」と「ブランド」という言葉

 

デザイン

という言葉は英語で「Design」フランス語で「Dessin」。デザイン=デッサンというのでは日本人にはまだ距離がありそうなのでラテン語まで遡ってみますと「Designare」というそうです。この単語は、deとsignareに分解でき、signareはそのまま「印をつける」。deには根源(根本・根底)へ、距離を離れて、徹底的に、全体的に、逆の、背中合わせの、元に戻す、取り消す、説明する、ほどくなど多くの両義的な意味があります。このあたりから考えるとデザインは『元に戻したり、取り消したり、徹底的になにかを指し示したり、印をつけたりするもの』と言えそうです。

 

ブランド

一般的には「ブランド」=ファッションブランドのように、ブランド物を身に付けるとお洒落になり、装飾的に良くなるというイメージがあるかもしれません。覆い隠すカバーのような役割でしょうか。しかし言葉の由来には諸説あれど、有力な語源の一つに、burned(焼印)から派生したとするものがあります。焼印は家畜の持ち主を表したり、罪人とそうでない人の区別として使われてきました。この「区別」という機能がそもそもの根源であるならば、ブランドは良し悪しではなく他との区別と言えます。また、商標という制度もありますが、同じくどこの誰のものなのかという区別のために存在します。

 

デザインとブランド

1、3、5、7、11、、、。素の数である「素数」は、1と自分自身以外に割れるものをもちません。何かを始めたときや会社をつくったときはみな、それぞれがどれかの素数のような状態です。その固有の数字が7なのか、それとも113なのか。それを一緒に考えるのが私たちの仕事です。唯一の個性と強度を持った数字として立ち現れてきます。その後、だんだん時間と歴史が積み重なってくると何かがくっついたり無くなったりして、足し算・引き算がおこります。7の会社は20になり、113の会社は100になるかもしれません。すると様々な数で割れる数字になります。20は4×5だったり、2×10だったり、100は20×5だったり、4×5×5だったり。元々の自分自身じゃない組み合わせの数字に変わってしまう時もまた、企業は悩み迷い出すことが多いです。そこで私たちが手伝えることは、20+3=23、100−11=89、という具合に新たに足し算引き算をして新しいけれど紛れもない強度を持つ自分自身に立ち返ってもらう。指し示す(デザインする)ことで他とは異なる自分自身の区別(ブランド)を作り上げる。「デザイン」と「ブランド」という言葉を私たちはこう考えています。

沿革

2001. アトリエタイクとして活動を開始。最初の仕事はプリントゴッコを駆使した「HOPPY 40ポスター」。

2004. 東京都港区青山に移転。第72回毎日広告デザイン賞発言広告の部で優秀賞「対アメリカ合衆国意識調査」

2005. 東京都渋谷区代々木上原に移転。

2006. ブータン家庭料理専門店「ガテモタブン」を東京都渋谷区の代々木上原にオープン。

2012.『愛すべき生活[非]必需品』たちのお店、民芸玩具専門店「アトリエガング」をオープン。

2015. 神奈川県横浜市の「芸術不動産」事業モデルの一環として、戦後最古の横浜防火帯建築ビルにて「タイクツ」空間を構築。

2020. 東京都調布市の古民家を改築し移転。

2021.『退窟を乗り越える生活[秘]必需品』世界を構築中。

OWNER, CREATIVE DIRECTOR

飯島麻奈美  Manami IIJIMA

1998. 多摩美術大学染織デザイン科卒業

1998–2001. 株式会社伊勢半

臼田香太 Kota USUDA

1999. 多摩美術大学美術学部芸術学科卒業

1999–2000. 多摩美術大学研究生

2005–2013. 四谷アート・ステュディウム

会社概要

屋 号:アトリエタイク株式会社

創 設:2004年

所在地:〒182-0033 東京都調布市富士見町4-35-7

Tel: 042-444-2006

Fax: 042-444-2009

Mail: works@ateliertaik.com