パッケージ・アイテム
自立し、長く存在するもののために
パッケージは衣装のようなものでもあり、商品そのものでもある時があると思います。初対面の時、置かれてじっとまっている時、写真を撮られまくったり、あらゆる欲の対象になることも。品があり、どこか礼儀正しく、ときにはパンクの反骨心で、飽きずにユーモアを携えていながら、兎にも角にもカッコヨク独り立ちしていなくてはなりません。彼らが自立して末長く存在し続けていけるように、最初のきっかけを与えること。
飲食・農業関連のパッケージ・アイテム

ホッピービバレッジ
東京・飲料/2001年〜2005年/ボトルラベル・販促ツール
アトリエタイクの原点となった仕事です。創業後、最初の公式な受注として2001年に制作した「40ポスター」をはじめ、コーポレートマーク、55周年記念商品の55ホッピーのラベル、深大寺ビールのラベルなど。当時手がけたラベルやポスターの多くは、今も使用されています。
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永井農場
長野県東御市・農業/2005年〜継続中/パッケージ
有機リサイクル農業に新しい試みで挑む農場のシンボルマークから、ジェラートのパッケージまで。「永井」という字そのものの字源(水の流れと、いげたで区画された田畑)から発想したシンボルが、商品の上にも展開されています。
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肉の万世
東京・飲食店/2004年〜継続中/商品パッケージ
「万かつサンド」「うまい棒」「コインチョコ」「ミルクチップ」をはじめとする商品パッケージのアートディレクション。福田茂雄、清水崑、林義雄、宮山峻といったそうそうたる作家たちが関わってきた長い歴史を整理し、磨きをかけて、新たに発展させました。林義雄さんの童画から生まれたモーちゃんブーちゃんは、今も商品の顔として店頭に並びます。
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あ! あれたべよ
大塚食品/2005年/レトルト食品パッケージ
ロゴマークと商品パッケージのデザイン。日本で初めてごはんとルーを同時に同一パッケージでレンジ調理できる、画期的な商品でした。30mの電子レンジで製造される複雑な容器形状。私たちが受け持ったときには、すでに改訂に失敗して瀕死の状態でした。「カレーライスとは何か」それは過剰なシズル写真なのか? むしろそれぞれの経験に宿るイメージに近いかもしれない。イラストと写真を重ね合わせ、そのどちらでもない表現してみました。売上は復活しましたが、私たちの手がけたパッケージを最後に「あ! あれたべよ」は姿を消します。
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リュードヴァン(Rue de Vin)
長野県東御市・ワイナリー/2007年〜継続中/ボトルラベル(エチケット)
リュードヴァンの全ボトルラベルのデザインを担当しています。ワインのラベルは、ワイン本体と切り離せない衣装でもあり、それ自体がワインの一部でもあります。シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、メルロー、ピノ・ノワールといった品種ごとのキュベはもちろん、不作の年に複数品種をアッサンブラージュして生まれた銀のヴァン・ムスーまで。
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公的事業・東京都支援関連のパッケージ・アイテム

東京都チャレンジ農業支援センター
東京都農林水産振興財団/2013年〜継続中/パッケージ
東京都の生産農家を支援する事業として、デザイナーとしての専門職登録は第一号。江戸時代から続く白石農園の野菜、狭山茶の森谷園のお茶、1855年創業の久安の果実、親子十七代の榎戸園の植木など、東京都内で代々続く農家のロゴマーク、パッケージや看板を個別に手がけています。
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東京都中小企業デザイン経営支援事業
東京都中小企業振興公社/2016年〜継続中/カタログ・パッケージ
広報部やデザイン部を内部に持つことが難しい中小製造業のカタログ制作・パッケージデザイン。ハイメックスのカタログ、梱包箱や第一合成のカタログ、「真弧」パッケージなど、他社との区別、自社のアイデンティティを強化する方法を一緒に見いだしてきました。
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文化・芸術関連のパッケージ・アイテム




アトリエガング オリジナル民芸玩具ポストカード
東京・調布/アトリエタイクの自社事業アトリエガング/2012年〜継続中/ポストカード
かつて明治から大正期に編纂された玩具資料『うなゐの友』が記録したように失われゆく郷土玩具・民芸玩具を、紙の切り貼り絵によるポストカードで記録するオリジナルプロジェクト。高崎招き猫、三春張子、多摩張り子、琉球玩具、ミャンマー張り子など、現在85種類以上を制作。郷土玩具・民芸玩具の専門店アトリエガング(調布実店舗・ECサイト)にて販売中。
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Rose På Mölndal (ロゼポムンダル)
アトリエタイク企画・開発/2014年〜継続中/オリジナルノートブック
スウェーデン生まれの家具デザイナー須長檀氏との共同企画。スウェーデン老舗壁紙メーカー LIM & HANDTRYCK社の壁紙を表紙に使用したオリジナルノートブック。19世紀末発表の輪転印刷機「ロゼマシーン」で、ミネラルピグメントなど100年以上前と同じ天然素材で刷られた壁紙の凹凸と手触り。製本は国内の熟練職人が手がけています。Klassisk rand、Hagesalenなど14種類をアトリエタイク2にて販売中。
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セイジ・オザワ松本フェスティバル
長野県松本市/2014年〜継続中/公式プログラム冊子・オフィシャルアイテム
小澤征爾さん率いる「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」(2014年に「セイジ・オザワ松本フェスティバル」へ名称変更)の公式プログラム冊子のデザイン。日本語版と英語版を完全に独立させ、「一つの物質」として冊子の質 感を出来る限り高めています。各年のプログラム冊子に加え、フェスティバルグッズのTシャツや公式アイテムのデザインも担当しています。
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岡﨑乾二郎オリジナルアイテム
東京都現代美術館「而今而後 ジコンジゴ Time Unfolding Here」展/2025年/オリジナルアイテム・アートブック
現代美術家・批評家 岡﨑乾二郎の東京都現代美術館での大規模個展に合わせたオリジナルアイテムのデザイン・制作。京都製の超長綿変形ハンカチ、Tシャツ、トートバッグ、ポストカードセット、レターパッドなど。南天子画廊60周年を記念した限定アーティストブック『地の底のクルクル Kur Kur Spinning Under the Earth』も含みます。
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